支援概要
- 対象:特定業界に特化した求人・転職支援サイト
- サイト構成:求人データベース、企業情報、転職・業界関連コラム
- 支援時期:2024年末から
- 支援テーマ:主要キーワードの上位化、地域・条件別検索への対応、自然検索経由の登録獲得
- 支援領域:キーワード配置、ページ構成、内部リンク、正規化・インデックス制御、実装確認
※企業名・サイト名・対象業界は非公開です。代表者のSEO支援経験を紹介しています。
課題:求人情報とコラムを、検索流入と登録につながる構造へ
事業の中心となるキーワードで、さらに上位を目指す
「業界名×転職」の主要キーワードは、支援初期から上位に表示されていました。一方で、さらに順位を引き上げるためには、トップページが扱うテーマやサービスの強みを明確にし、関連するページとの役割を整理する余地がありました。
地域・職種・条件に応じた求人検索への対応を広げる
求職者は、業界全体の情報だけでなく、勤務地や希望条件を絞って求人を探します。こうした検索に対応する一覧ページの構成や、求人詳細から一覧へ戻る内部リンクを整え、保有する求人情報を見つけてもらいやすい構造にすることが課題でした。
ページの評価を妨げる設定を整理する
コラム一覧や求人一覧などのcanonical設定、検索対象としたいページのnoindex、タブに伴うURLの分散、サイトマップの送信対象を確認。ページごとの役割に照らして、検索対象とするURLと整理すべきURLを見直しました。
施策1:主要キーワードに対応するトップページを強化
タイトル・見出し・本文で、サイトの専門領域を伝える
トップページのタイトルとh1を見直し、対象業界の転職支援を行うサイトであることが伝わる構成へ改善しました。さらに、サービスの特徴を説明する本文テキストを追加し、ユーザーが支援内容を理解するための情報を整備しました。
広告用ページとの役割と検索対象を整理する
広告用ランディングページが検索結果に表示される状況も踏まえ、トップページとの役割を整理しました。対象ページの設定を段階的に見直し、検索向けのページと広告向けのページを目的に応じて管理しました。
運営会社や転職支援サービスを確認できる導線を整える
サイト内の会社概要ページの新設や、サービス紹介ページへのナビゲーション・フッターからの導線整備を支援。求人情報を閲覧したユーザーが、運営主体やサービス内容を確認できる構成を整えました。
施策2:求人データベースの階層と内部リンクを再設計
ページの種類ごとに、狙う検索と掲載情報を整理する
求人トップ、都道府県別一覧、職種・条件別一覧、企業ページ、求人詳細について、タイトル・見出し・パンくずの設計を整理しました。企業を探す検索、勤務地から探す検索、個別の求人を確認する検索に対し、それぞれのページが担う役割を明確にしました。
求人詳細から企業・地域・条件別一覧へつなぐ
求人詳細から企業ページや該当する都道府県・職種・条件別一覧へのリンクを整備しました。企業ページには募集求人や関連企業への導線を設け、個別求人を起点として他の選択肢も比較できる構成を支援しました。
地域と条件を組み合わせて探せる導線を整える
都道府県ページから職種・条件別の求人へ進むリンクや、近隣都道府県へのリンクを整備。職種・条件別ページから地域で絞り込む導線も追加し、異なる探し方から希望する求人へ到達できる構造を整えました。
スマートフォンでの一覧ページやページネーションも確認し、リンクをたどれる実装への修正を進めました。
施策3:正規化・インデックス制御・クロール導線を改善
ページの役割に応じてcanonicalとnoindexを見直す
コラム一覧などの不適切なcanonicalを修正し、検索対象とする求人一覧ではnoindexを解除しました。一方で、独立した検索流入先としての必要性が低いページは検索対象を整理。ページの種類ごとに、残す・集約する・検索対象から外す方針を分けて対応しました。
タブやURL表記の違いによる分散を整理する
企業ページ・求人詳細のタブに伴うURLを整理し、必要なリダイレクトやエラー対応を実施しました。求人一覧のURL表記や地域・条件の掛け合わせURLも見直し、内部リンクと正規URLの整合性を整えました。
重要なページをサイトマップと内部リンクから発見できるようにする
企業ページ・求人詳細・主要な地域と条件の掛け合わせページをサイトマップの送信対象に追加しました。あわせて、求人一覧のページ送りをリンクとしてたどれる形に修正し、検索エンジンが下層ページを発見するための経路を整備しました。
施策4:コラムと求人情報をつなぐ導線を整備
継続的なコラム更新に合わせて、求人への接続を強化する
コラムの継続的な執筆と並行して、記事から求人・企業情報へ進める導線を改善しました。企業情報を扱う記事から企業ページや企業一覧へリンクを設置し、コラム領域から都道府県・職種・条件別の求人一覧へ進める導線も整備しました。
情報収集段階のユーザーが、記事を読み終えた後に具体的な企業や求人を検討できるよう、コンテンツと求人データベースの接続を重視しました。
コラムも含めたサイト全体のSEO基盤を見直す
コラムトップ・カテゴリ一覧・記事詳細の見出しやパンくず、一覧ページの正規化も改善対象としました。記事の更新と、既存コンテンツを検索や回遊につなげる内部構造の整備を並行して進めました。
成果:主要キーワードで検索1位を獲得し、自然検索経由の登録数が約1.8倍に
「業界名×転職」の主要キーワードで検索1位を獲得
主要な転職キーワードは、支援初期の3位から順位を伸ばし、報告期間中に1位を獲得しました。地域と求人を組み合わせたキーワードでも、計測圏外から10位以内に入る例が見られました。
コラムを含むサイト全体の自然検索流入が増加
2025年5月と8月の月次データを比較すると、コラムを含むサイト全体の自然検索セッションは約8%増加しました。主要キーワードの対策に加え、求人一覧・企業・求人詳細・コラムを横断した改善を進めた期間に、サイト全体として検索流入の増加を確認しています。
自然検索経由の登録数は約1.8倍
同じ比較期間で、自然検索経由の登録数は約1.8倍となりました。トップページへの自然検索流入を起点とする登録数にも増加が見られ、流入数とともに、事業につながる登録獲得の改善を確認しました。
※数値は報告資料に記載された自然検索の実測値をもとに概数で表記しています。順位は計測時点の結果です。成果はサイト運営・コンテンツ更新・各種改善を並行して進めた期間のもので、個別施策のみの効果を示すものではありません。
この支援で重視したこと
求人サイトでは、トップページ、地域・条件別一覧、企業ページ、求人詳細、コラムがそれぞれ異なる検索ニーズに応えます。本支援では、ページの役割と階層構造を整理し、関連する情報を内部リンクでつなぎながら、検索対象のURLを適切に管理することを重視しました。
主要キーワードの上位化から、具体的な条件での求人探し、コラムを通じた情報収集までを横断して改善し、サイトが保有する情報を登録獲得につなげる基盤を整備しました。
求人・データベース型サイトのSEOについてご相談ください
主要キーワードの順位が伸び悩んでいる、地域・条件別ページへの流入が少ない、コラムから求人の検討につながらない。こうした課題に対し、キーワードとページの対応関係、内部リンク、正規化・インデックス制御を確認し、事業目標に沿った改善をご支援します。
